考えるより、反応だ!!

おはようございます!atelier ANコラムを更新したいと思います

ある本を読みました!
こどもの美術教育に関連している本です
とある項の見出しにこんな文を見つけました

『こどもは自分の絵を差し出したとき、自分の絵は見ていない。
絵を見せた相手の「顔」を見ている。
何を言ってくれるのか耳を澄ましている。』

... 確かに!こどもたちは自分の描いた絵をお母さんお父さん、先生、周りの人々に見せたがりますよね・・・
一生懸命に時間をかけた絵だけではなく、さらさら~っと広告の裏に描いたような絵でも
それは、相手の反応を見たいから
何か言葉がほしいから
自分の気持ちを伝えたいから
自分を見てほしいから

大人になると、わたしたちは自然に相手と会話をし、意志の疎通をはかりますよね?何気ない会話、愚痴、一日の終わりに家族と今日一日何があったかを語り合う時間・・・
なんにも意識しないで出来る行為です
でも、こどもたちにとって、これから言葉は覚えていくもの
自分の気持ちを伝えるツールはまだ少ないです
あぁ、だからどんなに小さな絵でも、線をぐしゃ~って描いてあるだけの紙でも『見て見て!』って見せてくれるんだ!

その本文にはこんなことも追記されています
『こどもが絵を見せにきてくれたら、素直に第一感情を表そう。
こどもにとって何よりも嬉しいのは「できたね!」を共有してくれること。
そしてその気持ちを素直に表してくれることだと思う。』

・・・ありますよね、どんな言葉をかけてあげたらいいかわからない時
どんあリアクションをしたらいいか迷ってしまう時
そんな時は大人も素直な感想を伝えればいい
・・・でもこどもと接していると思うんです
なんでもかんでも言っていいわけではなく、やっぱり「プラスな言葉」をかけてあげなきゃと

矛盾しているようですが、勿論こどもの絵は拙いですよね?
だからって大人や年上のこどもが描いた絵と比べて「形がうまく描けてないよ、もう少しうまく描けるといいね」って言うものじゃないんです
じゃあなんて言えばいいんだ・・・って感じるかたもいると思いますが、基本的にまだ生まれて数年しか経っていないこどもが、自分の感情を表すために手を動かして、形にして表わし、更に伝えようと努力する・・・

これだけですごいと思いませんか??
なんとかして相手に感情を伝えないと、多くの言葉を知らないこどもたちは成長して、生きていけないんですもんね!
そんなに一生懸命な姿に否定的な言葉を返すと、気持ちも、成長もへこんでしまうから
だから「プラスな言葉」!
すごいね~!
見せてくれて嬉しい!
ここどうやって描いたの!
このおっきな丸はなあに??教えて!
まずはこんな言葉だけでOK!!!本には『上手だねという言葉は避けた方がいい。社会的な比較になってしまい、第一感情ではなくなってしまうから。』とも
でも、本当に上手な絵だな~って思ったら「すっご~い!上手!!」って言ってもいいとわたしは思います
嬉しいと思うんです、言われたら

改めてどんな言葉をかけていったらいいか、考えてしまう今日この頃でしたが救われました!
考えるより反応だ!

相原朋会