はるじゃー!!

こんばんは!atelier AN相原です!
桜が満開ですね!!個人的に1年で1番好きな季節♪
時間を作ってはお花見散歩をしています!

・・・さて、今週絵本の読み聞かせ週間でした。
春なので”花にまつわるお話”。
... その中で、とっても印象に残ったお話があります。

ある男の子がバケツいっぱいの桜の花びらを集めようと頑張っています。
そこに現れるのはたぬきくん。
男の子のバケツがもの珍しくてちょっかいを出します。
『めだかを入れようよ!ぼく、めだかがいっぱいいるとこ知ってるよ!』
『カエルを入れようよ!ほら、とうみんから覚めたばかりの眠そうなカエルだよ!』

・・・でも、男の子は
『そんなの、いらないよ!!』と譲りません。だってそのバケツは男の子のとっても大切なバケツだったんです。

と、登場人物も少なく読みやすく、春を感じやすい内容です。
惹かれたのは男の子がなぜバケツに花びらをたくさん集めていたのか。

・・・一生懸命集めたかいがあって、バケツには桜の花びらがいっぱい!!
でも気付いたらたぬきはもういません・・・。花びら集めに一生懸命になる一方で『じゃましないで!!』とたぬきに言ってしまった男の子は後悔します。
でもおうちへ戻るとおじいちゃんが縁側でひなたぼっこをして待っていました。
『おじいちゃん、風邪はもう治ったの?おじいちゃんのためにぼく、いいもの持ってきたよ!!』

と、見せたのがバケツいっぱいの桜。
そうなんです。
男の子は具合の悪いおじいちゃんに春の桜を見せたくて一生懸命、桜の花びらを集めていたんです。
だから、たぬきにも邪魔されたくなかったんです。

おじいちゃんはとっても喜んで
『はるじゃ!はるじゃ~!』
と花びらを撒きます。男の子も一緒に
『はるじゃ!はるじゃ!!』
すると後ろから・・・
『はるじゃ!はるじゃ~!』の声が。
そうです、あのたぬきさんです。
そしてたぬきの手には、いっぱいの桜の花びらが。
『ねえ、この花びら、バケツに入れていい・・・?』
『もちろん!!』
そしてみんなで花びらを思い切り撒くのでした。

男の子が桜を集める理由とか、縁側でひなたぼっこしてるおじいちゃんとか、一生懸命両手いっぱいに花びらを集めてきたたぬきくんとか、ほっこり、じ~んときてしまいちょっと泣きそうになりました。
聞いてくれたこどもたちは”縁側”も”ひなたぼっこ”もよく知らなかったけれど、一緒に『はるじゃ~!!』と花びらをまく仕草をしてくれました!

こういう温かいお話って大切ですね。
季節を感じて、外に出たら桜を眺めて『春じゃ~!!』って言ってくれるかも知れない。
みんなが”はるじゃ~!!”って大きな声で言ってくれている姿はとっても愛らしかったですよ!
それからこどもたちがこのお話の好きな場面を描いてくれたのですが、みんな思いっきり画面いっぱいに桜の花びらを描いてくれました!

なんだか私も『はるじゃ~!!』って駆け出したい感情に襲われました。(笑)

相原朋会